自然科学の研究者で農業専門家のリベロ・ガッティ氏が
ガッティ家の農園を継いだのは60年ほど前のこと。
当時、主流であった有機的な栽培方法に疑問を感じたリベロは
自然との共存を模索し始めます。
そして、1985年から農薬はもちろんのこと、
有機栽培用に認められている肥料も使わなくなり、
1996年に有機栽培農園の認証を得ました。
農園での作業は主に次の3工程です。
○オリーブ樹の枝の剪定
→有機栽培の技術に従ってオリーブ実を考慮し、
徐々に形を作り、新しくしていきます。
○土を耕す
→夏季に発生する火事の危険の対策のため、
オリーブ実の収穫を容易にするために
樹の下の掃除をします。
○オリーブ実の収穫
→オリーブ樹の下にシートを敷いて
オリーブ実が傷まないように丁寧に収穫します。
受粉においても虫や鳥たちが行い、
人間の手が加わることはありません。
これだけの作業といっても、
農園のオリーブ樹は約1000本ありますので、
順番にやっていても時間がかかります。
それだけ、ガッティ家では
丁寧に、愛情を込めてオリーブを育てています。
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