ガッティ家では完熟する直前のオリーブを使用するため、
収穫の作業はこの地方で一番早く始まります。
自然栽培で大切に育てられたオリーブ樹の下にシートを敷いて
オリーブの実が傷まないように丁寧に収穫し、
葉や小枝を取り除きながらコンテナボックスに集めます。
そして、収穫したその日のうちに搾油所へ持ち込むのです。
搾油所でさらに葉や小枝を取り除き、
オリーブの実を水で十分に洗います。
そして自然の風味を壊さないように
低温でしっかりと温度管理をしながら粉砕し、攪拌。
遠心分離器で固体と液体、
さらに液体部分を油分と水分に分離させると
オリーブオイルの状態になります。
搾油した後はフィルターを使った濾過をせず、
澱(おり)を沈殿させて上澄みだけを
別のステンレスタンクに移し替えるという作業を
数カ月かけて繰り返します(自然沈降分離)。
量より質を重視。
ガッティ家のかたくなまでのこだわりにより、
オリーブに含まれた天然成分を損なうことなく、
純粋で自然のままのオリーブオイルを造ることができるのです。
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